ロシア、日本の衆議院議員384人を入国禁止に=露外務省 元首相らも

ロシア外務省は15日、ウクライナ情勢を背景に日本が4月に発動したロシア下院議員らへの個人制裁への対抗措置として、日本の衆議院議員384人を入国禁止とした。対象となった議員のリストは露外務省公式サイトに掲載されている。
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露外務省によると、入国禁止措置は14日に発動。「非友好的、反ロシア的立場をとり、ウクライナにおける(露軍の)特殊軍事作戦に関してロシアに対して根拠のない非難をした」などとして384人の衆議院議員を対象とした。
"ブラックリスト"には自民党の麻生太郎元首相や菅義偉元首相、福田達夫総務会長、石破茂元幹事長、西村康稔前経済産業相、稲田朋美元防衛相、河野太郎元外相、小泉進次郎前環境相らの名が入っている。野党からも立憲民主党の泉健太代表、野田佳彦元首相、岡田克也元外相、小沢一郎議員、国民民主党の玉木雄一郎代表、日本維新の会の馬場伸幸共同代表らが対象となっている。知露派と知られる鈴木宗男参議院議員の娘、鈴木貴子外務副大臣は対象外となっている。
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露外務省は5月にも、岸田文雄首相や林芳正外相ら政治家のほか、ジャーナリストや大学教授ら計63人のロシア入国を禁止する措置を発表していた。
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