実験はイタリア東部、リッチョーネのイルカ水族館で行われ、5~49歳の8頭のイルカたちが参加した。
水中で音響装置を用いバッハやベートーベン、グリーグなどの作品を流すと、イルカたちは「仲睦まじい」行動をとるようになった。お互いをつつきあったり、息を合わせて泳ぐなど、互いに興味を示すようになったという。
おもちゃを与えたり他の音を流したときにはこのような反応はみられなかったといい、研究者らはクラシック音楽によって、幸福感をもたらす物質・エンドルフィンの分泌がイルカの脳内で活性化している可能性があると指摘している。
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