同テレビ局は「アントノフ機墜落現場から8人の遺体を回収する作業が終了した。コモティニ病院へ移送されている」と伝えた。
遺体は法医学検査の後、ギリシャのウクライナ関係者に引き渡される。
現地時間16日夕方、ウクライナ製の輸送機「アントノフ」がギリシャ北部カバラ付近で墜落した。輸送機は乗組員8人と11.5トンの危険貨物を乗せ、セルビアのニス空港を離陸した。セルビア政府に提出された飛行計画によると、同機はヨルダン(アンマン)、サウジアラビア(リヤド)、インド(アフマダーバード)を経由してバングラデシュ(ダッカ)に向かう予定だった。
ギリシャ民間航空局の発表によると、最初に乗組員が最終目的地までの飛行を継続できないとの問題を報告し、出発した空港に引き返すと報告した後、エンジンの1つからの火災を報告し、5分後に機影がレーダーから消えた。
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