ウクライナでの露特別軍事作戦

「朝鮮戦争のように」 元NATO最高司令官、特殊軍事作戦がどのような形で終結するか予測

NATO(北大西洋条約機構)欧州連合軍最高司令官を務めたジェイムズ・スタヴリディス氏は、ウクライナにおける特殊軍事作戦はさらに4〜6カ月続く可能性があり、朝鮮戦争と同様に「凍った対立」で終わる可能性があると指摘した。サイト「ビジネス・インサイダー」が報じた。
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同氏によると、双方共に紛争は「明らかに行き詰った」という。
「これ(ウクライナにおける状況の進展)は、朝鮮戦争の終結に似た状況、すなわち、停戦と両国間の非武装地帯、怨嗟の継続という状況になっているように見える」
朝鮮戦争は1950年6月末から1953年7月末までの3年以上続いた。公式には、両当事者は平和条約に署名しておらず、北緯53度線に沿って朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)と韓国に分割された。片方を旧ソ連と中国が、もう片方を米国と英国、フランスなど西側諸国が支援した。
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