18日、日本の各メディアは会見で羽生選手の「決意表明」が予定されていると報じており、引退発表との観測が広まっていた。
また共同通信は、羽生選手が「第一線を退く意向であることが19日、分かった」と報じ、「今後は競技会に出場しないことを決意したという」と記している。
羽生選手は昨シーズン始め、全日本選手権にしか出場せず、グランプリシリーズや四大陸選手権といったすべての大会への出場を見送った。
北京冬季五輪では、羽生選手は4回転アクセルにチャレンジし、このジャンプを飛んだ世界初の選手として認定された。しかし、個人順位では、羽生選手は4位(283.21)に終わり、米国のネイサン・チェン選手(332.60)が金メダルを獲得、鍵山優真選手(310.05)、宇野昌磨選手(293.00)が続いた。
羽生選手は大会中に右足首を捻挫し、痛み止めを服用してフリーに出場した。回復に多くの時間を割くため、世界選手権への出場を見送った。世界選手権では宇野昌磨選手が金メダルを獲得している。
オフシーズン中、羽生選手はアイスショー「ファンタジー・オン・アイス」の公演で、日本の4都市で演技を披露している。
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