回答者のうち男性は「賛成」59%、「反対」30%。女性は「賛成」44%、「反対」37%だった。年代別では18-29歳は「賛成」57%に対して「反対」33%、70歳以上は「賛成」50%、「反対」32%だった。
今回の参院選で、自民、公明の与党と、改憲に積極的な維新や国民民主党の獲得した議席を合わせると、改憲の国会発議に必要な3分の2を超えることについて「よかった」は53%、「よくなかった」は29%だった。
また自民党が単独で過半数を確保したことについて「よかった」は49%、「よくなかった」は38%だった。
憲法9条の改正について
現行の日本国憲法第9条では、日本国民は「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」と定めている。さらに日本は「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」としている。一方で、憲法の公式解釈は自衛隊の存在を認めており、その任務は国の防衛のみに限定されている。
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