ウクライナは建設的な措置や交渉から遠ざけられている=ラブロフ外相

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、ニュース専門局「ロシア・トゥデイ」と通信社「リア・ノーボスチ」のインタビューで、ウクライナはロシアと交渉する機会を与えられず、建設的な措置からも遠ざけられていると語った。
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「米国が「我々は大きな問題を招き、混乱を引き起こした。あとは彼らに任せ、彼らがどう出るか見てみよう」と決断するまで、ウクライナは交渉することを許されないと私は確信している」

ラブロフ外相は、米国と英国がウクライナを武装させ、ロシアと欧州を衝突させることを望んでいると強調した。
ラブロフ外相は、「彼ら(ウクライナ)が文字通り建設的な措置から遠ざけられ、文字通り武器で満たされ、ますますそしてリスキーに利用されているということ、『HIMARS』などのシステムを運用する専門家や海外の指導官がいることは、もはや秘密ではない」と語った。

「このことは米国にとって有益だ。なぜなら、彼らは海峡を隔て、大洋の遥か向こうにいるのだから」

ラブロフ外相はまた、対ロシア制裁の潜在的な可能性は尽き、そのため、欧州連合はそれらを明確にすること、そして、「自らのしたことが自らにどう影響するかについて考えること」を余儀なくされていると強調した。
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