G20外相会合でロシアを「孤立」させられたのか?

先のインドネシアでのG20外相会合では、ロシアのラブロフ外相との会談を希望する長い列ができており、同会合におけるロシアの「孤立」などはなかった。会合に参加したリュドミラ・ヴォロビヨワ駐インドネシア露大使が語った。
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ヴォロビヨワ大使によると、希望者全員をラブロフ外相との2者会談スケジュールに組み入れることは難しかったという。
例外はG7諸国で、G20パートナーとは異なり「聞く耳ももたず、耳に入れようともしなかった」という。
G20外相会合の状況は「緊張していたが過度ではない」とし、「外交の奇跡」を発揮し、建設的な会合を開催したインドネシア側の努力によるものが大きいと同大使は指摘する。
G20外相会合は7月7日〜8日にインドネシアのバリ島で開催された。会合後にラブロフ外相は、多くの会合参加者はアンチロシアの風潮を支持しているわけではないとコメントした。
フィナンシャル・タイムズ紙はこれより前、西側諸国は国際社会の関心に注意を向けておらず「西側によるロシア孤立作戦は失敗」と報じた。
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