新型コロナウイルス

去年の夏と同じ WHO 欧州をコロナ第5の波が襲ったと宣言

世界保健機関(WHO)のハンス・クリューゲ欧州地域事務局長は、2022年の夏、欧州は新型コロナウイルスの新たな波に襲われたと宣言した。WHOはサイトを通じ、今回の感染の波は去年のデルタ株によるものとは異なり、オミクロン株によってもたらされているとことを明らかにしている。
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「今の我々の状況が去年の夏に類似していることは完全に明白だ。ただ今回異なるのは、拡大しているのがCOVID-19のオミクロン株のBA.2 と BA.5で、感染速度が極めて高いことだ」

クリューゲ事務局長によれば、2022年6月初めから7月半ばまでの期間における欧州諸国のコロナウイルス感染件数は3倍に増大しており、7月の第1週だけで欧州地域ではおよそ300万件の新規感染者が確認されている。300万人という数は世界の新規感染者数のほぼ半数に相当する。
クリューゲ事務局長は秋に入る前の段階でワクチン接種を強化し、建物内、公共交通機関でのマスク着用を働きかける必要があると指摘している。
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7月初め、英国はコロナウイルスの第5波到来を発表した。英国の状況はコロナウイルスのパンデミックは終息には程遠いことを示している。
日本全国で16日、新たに11万676人の新型コロナウイルスへの感染が確認された。これまで過去最多だった2022年2月5日の10万4169人を更新した。
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