ロシア、石油輸出の停止条件を提示

ロシアのアレクサンドル・ノヴァク副首相は、ロシアは、資源の生産コストより安価なコスト上限が設定された場合、石油の供給を行わないと表明した。
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「もし、言われている価格が石油の生産コストより低ければ、<略>ロシアはその石油を世界市場に供給しないだろう。つまり、私たちは損になるような仕事はしないということだ」

これに先立ち、G7首脳会議では、ロシア産石油が「国際的なパートナーによって合意された」上限を超えた場合、海上輸送を禁止し、ロシア産石油の輸送制限を検討すると明らかにした。 こうすることで、エネルギー輸出によるロシアの収益を規制しようとしている。
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この仕組みに関する詳細は明らかにされなかったが、日本の岸田文雄首相は3日、ロシアの石油価格を現在の半分にする予定だと述べた。
以前、米財務省のウォリー・アデエモ副長官は、ロシア産原油価格の上限設定について、12月までに合意に達する可能性があることを明らかにした。
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