米国はすでにウクライナに対し、「ハイマース」を12基供与しており、今後新たに供与するものを含めると、その数は合計で20基に達する。 ウクライナへの軍事支援を提供する国々と開催した4度目の会合終了後にミリー氏が記者団に明らかにした。
米国が新たに発表する追加の軍事支援には「ハイマース」4基が含まれている。これらの兵器は精密な攻撃が可能な誘導ミサイルと共に供与されるが、ミサイルの射程は80キロに制限されていることから、ロシア本土に到達する可能性はない。
ウクライナ側はロシア本土への攻撃が可能な長距離ミサイルの供給をこれまで要請していた。米軍が持つ戦術ミサイルの射程は最大300キロに達する。
米軍はロシアによる特殊軍事作戦開始以降、ウクライナにこれまで73億ドル以上(約1兆円)の軍事支援を行ってきた。
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