ラブロフ外相は、食料市場の困難な状況は「集団的な西側が通貨発行メカニズムを利用して商品や食料の流れを自分たちに『引き寄せ』て、途上国の食料輸入依存の状況を悪化させた」パンデミック時に形成され、対ロシア制裁はこの傾向を一層悪化させたと指摘した。
ラブロフ外相はまた、西側諸国とウクライナは「飢餓輸出」でロシアを非難して、ロシアに「不当に」責任転嫁しようとしていると強調した。
またラブロフ外相は寄稿でアフリカ諸国に対し、ロシアは食料、肥料、エネルギー資源をアフリカ諸国に供給する義務を引き続き誠実に果たすと保証した。
ロシアのプーチン大統領は先に、米国が途上国の状況を悪化させたとして非難した。プーチン大統領は、食料市場における米国の政策について「売るよりも買うほうが多い。彼らは紙幣を印刷し、ドルを配り、食料を購入している。価格は上昇し、途上国は最悪の状態に置かれた」と述べた。
関連記事