防衛白書では、台湾と中国の軍事力の一般的な特徴について、「陸軍力については、中国が圧倒的な兵力を有しているものの、台湾本島への着上陸侵攻能力 は現時点では限定的である」とし、「しかし、近年、中国は大型揚陸艦の建造・就役など着上陸侵攻能力を着実に向上させている」と指摘している。
また海・空軍力については「中国が量的に圧倒するのみならず、台湾が優位であった質的な面においても、近年、中国の海・空軍力が急速に強化されている」と記している。
中国では6月15日から、「中国の国家主権や安全保障、開発利益を保護」する任務の遂行などを含む、軍の非軍事的性格の行動に関する規定が導入された。米国では、中国が台湾への「特別作戦」を準備しているとの見方が報じられた。
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