22日に放たれたのは、シカの保護団体「奈良の鹿愛護会」が保護していた80頭の子ジカ。子ジカたちは午前11時(日本時間)、母ジカとともに公園内の保護施設「鹿苑」の門から園内に足を踏み入れた。今年公園の仲間入りを果たした子ジカは、16日に放たれた46頭と合わせて126頭。愛護会の山崎伸幸事務局長は「事故に遭うことなく、すくすくと育ってほしい」と語った。奈良のシカ保護育成のため、愛護会は毎年妊娠した雌ジカを保護し、出産後に生まれた子ジカを数回に分けて公園に放っているという。関連ニュース