大宇造船海洋の下請け会社の労働者約120人が、ドックで建造中のタンカー1隻を占拠し、30%の賃上げや労働環境の改善を求めていたが、会社側は4.5%の引き上げにしか同意しなかった。
双方の代表者は22日、下請け会社が賃金を4.5%引き上げ、一連の特別手当を支払い、閉鎖された会社から一部の職員を雇用することで合意に達した。一方、経営者側は、売上を失ったとしてストライキの参加者を裁判に訴える可能性をまだ放棄していない。
韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は21日、造船所の労働者にストライキをやめるよう呼びかけた。聯合ニュースは同日、警察筋を引用し、警察は交渉が決裂した場合にストを強制的に終了させる計画を策定したと報じていた。