イランの核開発計画における義務の放棄は核兵器製造を意味しない=IAEA長官

国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ長官は、イランが核開発計画における義務を徐々に放棄したからといって、核兵器を製造しているわけではないと述べた。
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スペインのエル・パイス紙のインタビューに同長官は、イランは自らに課せられた核開発計画におけるさまざまな義務を、徐々に、そして一貫して放棄していると語った。

「今日、私たちは2015年よりもはるかに大きく発展した核開発計画を有している。このことは、イランが核兵器を製造しているということを意味するものではないが、しかし、軍事開発を行っていない国で、60%というレベルの濃縮を行うところなどどこにもない」

ポリティコ紙:イランは2ヶ月で核爆弾用の材料の製造が可能
先に、イランの大統領が核合意を維持するための条件を提示したと報じられた。
英国とドイツ、中国、ロシア、米国、フランス、イランは2015年、イランの核開発計画を制限する代わりに対イラン制裁を解除するイラン核合意「包括的共同行動計画(JCPOA)」を結んだ。2018年5月、米国のトランプ大統領(当時)はJCPOAからの離脱と対イラン制裁の再開を決めた。これを受けてイランは、段階的に核合意の履行を停止すると発表、遠心分離機の数やウラン濃縮度などについての制限を順守しないとした。
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