トルコ・イスタンブールで22日、ロシア、トルコ、ウクライナ、国連が、ロシアの輸出制限を解除し、ロシアによるウクライナ産穀物の輸出を可能にする協定に署名した。この協定は、オデッサなど3港から黒海経由でウクライナ産穀物、食料、肥料を輸出するというもの。
ウクライナのクブラコフ・インフラ担当相は、「穀物輸出」の有効期間は120日間で、同じ期間延長する可能性もあると述べた。一方、国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、有効期限は3カ月間であると述べた。
こうした上で、アカル国防相は、CNNトルコに対し「我々はそのような期間を限定していない。最初にいくつかの数字が言及されたが、現段階でこの問題を提起しているわけではなく、(協定に基づく)作業が続く限り、この協定を維持し続けるべきだと提案している」と話した。
また、アカル国防相は「協定の破棄や、要求、異議、変更の確認がなければ、この協定は自動的に更新される」とした。
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