ボリビアのロヘリオ・マイタ外務大臣は、リアノーボスチ通信からのインタビューに対し、「これは、1人ではなく、複数の登場人物がいる世界の危機的状況である」と述べた。
マイタ大臣は、世界は覇権争いをしていると指摘した上で、これにより、「紛争から離れたところに位置し、経済的にも軍事的にも大国ではないにもかかわらず、結果的にその影響に苦しむことになる国々が危機的状況に巻き込まれることになる」と語った。
また「この争いはさまざまなレベル、さまざまな分野で展開されており、これが世界的な軍事対立に発展することを懸念している」とも付け加えている。
さらに、マイタ大臣は、第三次世界大戦勃発もあり得るとし、「残念ながら、大国のリーダーたちは危険な行いをしている。第三次大戦は実際的に起こりうる危険である」と強調した。
その上で、マイタ大臣は各国に対し、人類破滅あるいは食糧危機を生み出すような世界的な対立 を回避するため、成熟さを発揮し、文明的な解決策を見出すよう呼びかけた。
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