安倍晋三元首相襲撃事件

山上容疑者の母「旧統一教会に申し訳ない」

安倍晋三元首相が銃撃されて死亡した事件で、逮捕された山上徹也容疑者は母親が入信している「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)への恨みから事件を起こしたとみられている。容疑者の母親は検察の聞き取りに対し、旧統一教会に迷惑をかけて申し訳ないという趣旨の話をしていることが分かった。NHKが報じた。
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事件の捜査で、警察は容疑者の母親に聞き取りを行っている。この聞き取りに立ち会った親族によると、母親は旧統一教会について「事件で批判にさらして迷惑をかけてしまい申し訳ない」という趣旨の話をしているとのこと。検察の聞き取りはこれまで2回あり、母親は質問を受けてから答え始めるまで10分以上かかることもあったという。
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また事件前、母親は「死んだ夫の霊がさまよっていて献金するとしかるべき所におさまる」と話しており、息子の山上容疑者と献金をめぐっていさかいがあったとのこと。
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