オルバン首相はルーマニアのベイレ・トゥシナド市で演説し「我々は2030年に備えなければならない。これは最も重要な地平線であると思う。この時までに西側世界の問題は山積みとなる。米国では非常に深刻な危機が起こるだろう。欧州諸国では経済停滞はほぼ避けられず、そこから政治的嵐が吹き荒れる可能性がある」と述べた。
オルバン首相はまた、対ロシア制裁はモスクワに微塵も影響を与えておらず、欧州はすでに英国、ブルガリア、イタリア、エストニアの4つの政府を失ったと指摘した。
6月初旬、エストニアのカラス首相が辞任を発表、ブルガリア議会は6月末の政府への不信任決議を採択、7月7日には英国のジョンソン首相が辞任を表明、イタリアのドラギ首相も7月21日に辞任した。
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