武漢東湖ハイテク開発区の虹拓超高速レーザー研究所の物理学者らは、空中で漢字や画像を作成するレーザーを開発した。超短パルスレーザーを使って、空気中のガス分子に電子を跳ね返し、光の形でエネルギーを放出することで、文字や画像を浮かび上がらせることができるという。
この研究を率いるカオ・シャンドン氏によると、3Dスキャナーで空中に画素のドットを配置することで、描きたい画像などを正確に形成することができるという。また同氏は、照射はわずか数秒ほどしか続かないが、この技術にかかる電力は数十ワットであり、日常の様々なシーンで活用しやすいと指摘している。
研究者らはこの技術を改良することを計画しており、レーザーパルスの分布の制御を高めれば、より明るくフルカラーな画像を空中に映し出すことができるようになるという。
スプートニクは以前、ダイヤモンドの構造をベースにした脳内の活動を測定するためのセンサーが、ドイツとオーストラリアの研究者らに開発されたと報じた。
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