ロシア外務省のウェブサイトでは、ザハロワ氏の言葉が引用されている。
「ウクライナ人に武器や軍備品を供給することで、EUはさらなる戦闘への投資を続けている。そして同時に、ロシアには『平和を象徴するオリーブの枝』を差し伸べたはずだと、偽善的に公言している。『戦場での勝利』を目指すどんな試みも、ウクライナ政府とEUの双方にとって奈落の底への道を突き進むことになる」
また、武器供給のための資金提供は、ウクライナにおける政治的解決の促進に対するEUの完全なる不本意を示していると強調されている。
ザハロワ氏はまた、このように指摘した。
「『欧州平和ファシリティ』が設立されてわずか1年余り。その用途を考えると、むしろ『戦争基金』と呼ぶべきもので、ウクライナにはすでに25億ユーロを軍備に費やしている。2027年までの予算のほぼ半分を占める。つまり、ウクライナ軍と民族主義者の大隊が行った戦争犯罪、民間人、女性、老人、子どもの殺害、橋を含む市民インフラの破壊に対して、EUの支援者はウクライナ政府と同じ責任を負うべきである」
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