日本側からは、林外相と萩生田経済産業相、米国側からはブリンケン国務長官とレモンド商務長官が参加する。
林氏は「日米両国の競争力・強靭性の強化や自由で開かれた経済秩序の維持・強化に向けて萩生田経済産業大臣とともにブリンケン国務長官、レモンド商務長官と戦略的な観点から議論を行い、日米の外交安全保障と経済にまたがる緊密な連携を確認する予定だ」と述べ、「日米間で外交安全保障と防衛に関する2+2は繰り返し開催をされてきたが、この度の経済版2+2の立ち上げと開催は今日の国際社会において外交安全保障と経済を分けて考えることができないという日米両政府の認識を明確に示すものだ」と指摘した。
また林氏は、29日にブリンケン国務長官と外相会談も行う予定であることを明らかにし、会談では「5月のバイデン大統領訪日の成果をフォローアップするとともに日米同盟のさらなる強化や自由で開かれたインド太平洋の実現、これに向けた緊密な連携を改めて確認する予定だ」だと述べた。
さらに林氏は同日、戦略国際問題研究所(CSIS)で講演も行う。今日の地域・国際情勢や戦略環境に関する認識、その中における日米の果たすべき役割や課題について自身の考えを示す予定。
林氏は、自身の外相として初のワシントン訪問について「この機会を通じてインド太平洋地域そして国際社会の平和と繁栄、この基盤である日米同盟を一層強化をしたいと考えている」と語った。
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