浦和レッズのサポーターらは5月の対鹿島アントラーズと7月の対ガンバ大阪の2回の試合で声援を送った。新型コロナウイルス感染対策からJリーグは一部の試合を除いて声を出して応援することを禁じている。Jリーグはこの2例の社会へ及ぼした影響の大きさと、日本政府から受けた指摘を挙げて、浦和レッズが「Jリーグの信用を毀損」したとして、罰金2000万円とけん責の処分を科すことを決めた。
2000万円という罰金額は過去最高額に並ぶ。浦和レッズ側は陳謝するとともに、社長、副社長がそえぞれ役員報酬の10~15%を3か月にわたって自主返納すると発表した。またサポーターとのコミュニケーションで再発防止に努めることも約束している。