「ロシア側からガス供給が完全に止まり、同時に厳しい冬が始まった場合、実際に欧州市民は凍えてしまい、産業も停止に追い込まれる」
ヨルゲンセン環境エネルギー大臣は、こうした事態に陥る危険性は「100%排除されているわけではない」と指摘している。
ヨルゲンセン環境エネルギー大臣はEUの提示するガス消費15%削減については、デンマークは何の心配もなく遂行できるとし、その理由として、同国はすでに2022年2月の段階でロシア産ガスの使用量を削減し始めていたと説明している。
26日の取引では、欧州のガスの終値は、ノルドストリームによる輸送が縮小するとの危機感を反映して3月8日以来初めて1000立方メートルあたり2200ドルを超えている。
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