米韓合同軍事演習は第二次朝鮮戦争を引き起こす=北朝鮮外務省

米国と韓国の合同軍事演習は地域の情勢を不安定化させており、将来的に第二次朝鮮戦争に発展する可能性がある。朝鮮戦争停戦の記念日を前に、北朝鮮外務省が表明した。
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北朝鮮外務省が発表した声明には、「実際的には戦争のリハーサルを米国と韓国が行っている」ことから、「第二次朝鮮戦争に発展する」可能性は否定できないとされている。
北朝鮮側によると、米国とその同盟国は安全保障に対する脅威をもたらしており、朝鮮半島の情勢を悪化させる主要な要因となっている。そのため、 米軍が朝鮮半島にとどまり続ける限り地域の安全保障は実現されないと声明では強調されている。
朝鮮戦争(北朝鮮では祖国解放戦争と呼ばれている)は1950年6月25日に始まり、1953年7月27日に休戦協定が締結された。
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7月に韓国では米空軍との合同軍事演習が行われ、F35戦闘機も参加した。また25日には攻撃ヘリコプターAH-64Eアパッチを含むヘリコプター34機が参加する大規模な航空作戦訓練が実施された。訓練は25日、首都ソウルから半径50キロ圏内の利川と楊坪にある軍の施設2か所で実施された。訓練には、AH-64Eアパッチ16機、UH-60Pブラックホーク13機、CH-47Dチヌーク5機の計34機のヘリコプターが参加した。北朝鮮が核実験を実施する可能性をめぐり緊張が高まる中、韓国軍はさらに演習に注目を集め、演習を強化することを目指している。
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