日本 山口県で野生のサルに58人襲われる 殺処分後にも被害が続出

日本の山口県山口市小郡地域では、これまでに野生のサルに58人が襲われる事件がおきている。山口市が24日から麻酔銃を使ったサルの捕獲活動を始めたところ、26日にサルを1匹捕獲し、殺処分を行った。TYSテレビ山口が報じている。
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このサルは推定4歳のオス。大きさや色などから人に危害を加えたサルとみられ、殺処分された。ところが、その後も27日正午までに6人が襲われており、山口市は他にも危害を加えるサルがいるとみて、捕獲作業を続けている。
中国新聞によると、同地域でサルに襲われる被害が相次いでいる問題で、山口市や山口県、山口県警は22日に初の被害対策連絡会議を開いた。
麻酔銃を使ったサルの捕獲活動は8月3日まで行われる予定。麻酔銃は住宅地でも使用する可能性があることから、山口市は地元住民に周知し、注意喚起を行ったという。
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