コンプレッサー・ステーションでは事故で稼働停止となった後、エンジンは不具合を 起こしており、現在、強制終了状態にある。マルケロフ氏はテレビ「ロシア24」から の取材に対し、シーメンスはこの問題の解決のための作業を行っていないと明言した。
マルケロフ氏は、ガスプロム社は対露制裁が発動されるまでは、シーメンスとの間に 修理に出した「ノルドストリーム」用のタービンの受け取りで問題が生じたことはな かったと指摘し、5月に入るはずだった荷も未だに入らない状況だと説明している。受 け取り問題の他にも、ガスタービン・エンジンをロシアへ戻し、他のタービンを修理 に出すことも制裁リスクが障害となって、解決されていない。
これより前、ガスプロムはシーメンスの別のタービンも使用停止を決めている。
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