シーメンスは「ノルドストリーム」の不具合エンジンを修理していない ガスプロム

ロシア「ガスプロム社」のヴィターリー・マルケロフ副理事は、独シーメンス社が「ノルドストリーム」用の不具合なエンジンの修理作業を行っていないことを明らかにした。
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コンプレッサー・ステーションでは事故で稼働停止となった後、エンジンは不具合を 起こしており、現在、強制終了状態にある。マルケロフ氏はテレビ「ロシア24」から の取材に対し、シーメンスはこの問題の解決のための作業を行っていないと明言した。
マルケロフ氏は、ガスプロム社は対露制裁が発動されるまでは、シーメンスとの間に 修理に出した「ノルドストリーム」用のタービンの受け取りで問題が生じたことはな かったと指摘し、5月に入るはずだった荷も未だに入らない状況だと説明している。受 け取り問題の他にも、ガスタービン・エンジンをロシアへ戻し、他のタービンを修理 に出すことも制裁リスクが障害となって、解決されていない。
これより前、ガスプロムはシーメンスの別のタービンも使用停止を決めている。
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