ノルウェー南部で電気代が史上最高値を更新

ノルウェー南部では電気代が同国の史上最高値を更新し、1kwあたりの価格が4クローネ(55.95円)を突破した。国際電力市場「ノルド・ポール」のデータを引用してユーロパワー社のノルウェー支局が発表した。
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これまでの最高値は2021年12月に記録された1kwあたり3.95クローネだった。今回、南部の一部地域では1kwあたりの価格が4.22クローネに達した。1メガワットに換算すると、424ユーロ(5万8968円)に相当する。
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これらの地域では政府による補助金が支給されている。電気代の末端価格は1kwあたりおよそ6クローネ(83.91円)に達するものの、政府はひと月あたりの電気代に応じ、価格の半分以上を負担している。
先に、ノルウェーのテリエ・オスランド石油エネルギー相はロシアのパイプライン「ノルド・ストリーム」が定期点検終了後に再稼働されない場合、ノルウェーは急速な電気代の高騰に直面すると警鐘を鳴らしていた。
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