報道によると、ジョンソン氏の辞任はウクライナで懸念を引き起こしている。ウクライナ当局は、英国が「ウクライナとの緊密な友情」を維持できない可能性があると考えている。
ポリティコの情報源によると、首相の辞任はウクライナを「真のリスク」で脅かしている。同時に、「古い欧州諸国の多くはジョンソン氏の辞任に非常に満足している」という。
ポリティコはまた、ジョンソン氏に取って代わることはできないというウクライナのドミトロ・クレーバ外相の声明を発表した。クレーバ氏は、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領とジョンソン氏の間の親密を強調した。
これより前、ジョンソン氏は、現在の北大西洋条約機構(NATO)事務総長であるイェンス・ストルテンベルグ氏が来年9月に退任した後、後任の事務総長に就任する可能性があると報じられていた。
ジョンソン氏は6月17日、ゼレンスキー大統領との会談のためキエフを訪問していた。会談がでは数万人規模のウクライナ兵の軍事教練計画を提案したほか、重火器や対空防衛システムの供給について議論した。
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