北海道 巨大地震発生での被害を予想 速やかな避難など減災目標を設定へ

日本の北海道は、「千島海溝」と「日本海溝」の領域で巨大地震と津波が発生した場合の被害予想について発表した。今回、北海道は、昨年12月に国が公表した想定にもとづきまとめを行った。NHKが報じた。
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発表では、日本海溝沿いでM9.1の地震が発生した場合、北海道の太平洋側に最大16.3メートルの津波が押し寄せ、道内の死者数は最大14万9000人に達すると推計、また、「千島海溝沿い」でM9.3の地震が発生した場合、最大26.5メートルの津波が押し寄せ、道内の死者数は最大10万6000人に上ると予想する。
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ただし、速やかな避難が行われ、施設の整備が整っていれば、この数は大幅に減らすことが可能だとされる。
北海道は、今回の想定を踏まえ、年内に被害を減らすための減災目標を設定するとしている。
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