韓国、国内第2の水素製造所を建設完了

韓国は、ソウル近郊の平昌市に国内二つ目となる水素製造所の建設を完了した。同国の商工エネルギー省が発表した。
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自動車用の水素燃料を生産する蔚山広域市と麗水市付近のデサン工業団地の石油化学プラントをめぐる水素燃料供給の分配の問題を解決するために、工業省は2019年以来、国内7つの地域で都市ガスを使用した小さな水素製造基地の設立を推進している。
ソウルの南約70キロにある平昌郡の水素製造所は、国内第2で、首都圏では最初の水素製造所である。昌原市の第1の水素製造所は2021年末から稼働している。平昌郡の水素製造所は8月に稼働する予定である。
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同省によると、1日あたり最大7トンの水素を生産することができ、年間43万台の水素自動車に燃料を供給する。現在、ソウル付近で33の水素充填ステーションが稼働しており、1日あたり2トン、または1か月あたり55トンの水素を供給している。
韓国は、今年末までに天然ガスから水素を製造するための7つの製造所の建設を完成させる予定。
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