半導体供給同盟「チップ4」参加を国益の観点から検討=韓国外相

韓国の朴振外交部長官は27日、米国が推進する米韓日台の半導体供給同盟「チップ4」への参加について検討していることを明らかにした。聯合ニュースが伝えた。
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朴氏は「4カ国・地域が集まって半導体供給網の安定的管理、人材育成、研究開発などを協議するための協議体としてひとまず出発しようという提案が入ってきた状態」と説明し、「ある特定の国を排除するためではなく、韓国の国益という立場から判断する」と述べ、政府内部で検討を進めていることを明らかにした。
また、朴氏は韓国の参入に対する中国の不満の可能性についてコメントした。

「中国がもしこれに対して誤解するようなことがあれば、事前に解消する外交的努力を費やす必要がある」

さらに朴氏は、8月に中国で開かれる外相会談で関心事項や懸案に対する対話を続ける予定であると語った。
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これより前、中国外交部の趙立堅報道官は26日、「韓国は長期的な利益と公平で開放的な市場原則から出発し、客観的かつ公正な立場で中韓関係の発展に有利で、世界インダストリー・ネットワークとサプライチェーンの安定に有利なことをするように願う」と表明していた。
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