日本政府は25日、WHO(世界保健機関)がサル痘に関する緊急事態を宣言したことを受け、世界のすべての国や地域を対象に「感染症危険情報」の「レベル1」を発出した。
日本では28日、国内で2人目のサル痘の患者が確認された。
NHKによると、日本の厚生労働省は29日、専門家部会を開き、熊本県のワクチンメーカー、KMバイオロジクスが製造販売する天然痘ワクチンについて、サル痘に対する予防としても使用できるよう承認する方針を決めた。
日本の厚生労働省によると、天然痘ワクチンによる発症予防効果は約85%に上る。