2019年円盤投げ世界チャンピオンで東京五輪銅メダリストのヤイメ・ペレス選手(31)は、今回のユージン大会で7位に終わった後、マイアミでの滞在中に失踪した。同じ日に理学療法士のカルロス・ゴンザレス氏も姿を消した。
この数日前、ユージンに向かう途中、2019年世界ユース選手権の銅メダリストであるやり投げのイセレナ・バラール選手(19)がマイアミで失踪している。
キューバ代表チームは、選手の失踪は「深刻な規律の乱れ」の現れと述べている。
キューバの選手が海外での大会中に失踪するのは今回が初めてではない。今年に入り、2016年五輪レスリング代表のイスマエル・ボレロ選手や東京五輪の走幅跳銀メダリストのフアン・ミゲル・エチェバリア選手、同カヌー代表のフェルナンド・ホルヘ選手が同じように失踪している。