KDDIは、利用者3589万人に謝罪するとともに、200円の返金を行うと発表。このほか、24時間以上、すべての通信サービスが利用できなかった271万人に対し、約款にもとづいて返金を行うと表明した。返金総額は73億円にのぼるとされる。高橋社長は、今回のような事態を発生されたことを重く受け止めていると陳謝し、社長の報酬を3カ月間20%自主返納すると述べた。関連役員も一定期間10%の自主返納を行う。大規模通信障害は7月2日午後1時35分頃に発生し、全面復旧が確認されたのは、86時間後の5日午後3時半過ぎだった。その間、auや同じ回線を使っているUQモバイルとpovoの通話やデータ通信が全国的につながりにくい状況が続いた。