産経新聞によると、韓国側は現場で「正当な調査活動だ」と主張。日本の排他的経済水域(EZZ)内で機材を運用していたことも確認された。竹島周辺で同時期に集中して複数の韓国調査船が投入されるのは異例。
インターネット上の船舶自動識別装置(AIS)や日本関係者の記録によると、7月24日、韓国海洋科学技術院の海洋調査船「オンヌリ」が竹島周辺を航行していることが確認された。
日本の海上保安庁が無線で注意喚起したところ、韓国調査船は島の領有権を主張するとともに「正当な調査をしている」と連絡してきたという。
竹島周辺での韓国による海洋調査をめぐっては、ユン政権発足直後の5月下旬に日本のEZZで「ヘヤン2000」が海洋調査を実施。日本政府は外交ルートを通じて抗議した。
竹島をめぐっては29日、韓国側が周辺海域で定例の軍事演習を開始したと報じられていた。
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