韓米日は2年に1度実施されている弾道ミサイル探知・追尾訓練「パシフィック・ドラゴン」を行う。今年は3ヶ国に加え、オーストラリアとカナダも参加する。軍艦8隻と航空機2機の参加が予定されている。合同訓練の目的は敵の弾道ミサイルの探知と追尾。
今回の訓練は、6月11日にシンガポールで開催されたアジア安全保障サミット「シャングリラ対話」の際に、韓米日の国防トップが会談したことを受けて行われる。3ヶ国は北朝鮮のミサイル実験の活発化、さらに同国が核実験を行う可能性についての報道が頻発化していることを踏まえ、ミサイル防衛訓練を実施することで合意した。訓練は2018年以降、外交支援の枠組みの中で縮小版として実施されていた。
北朝鮮外務省はこれより前、韓米合同軍事演習は朝鮮半島を再び戦争状態にする可能性があると非難している。
関連ニュース