関西電力によると、定期検査中の美浜3号機で日本時間1日10時57分に「封水注入流量 低」警報が発信したため、運転員が現場を確認した結果、11時20分頃、原子炉補助建屋内の封水注入フィルタ室付近の床面に、約10m×約1m×約1mmの水溜まりが見つかった。
その後、使用していた封水注入フィルタを別のフィルタに切り替え、現在、漏えいは停止しているという。
また建屋外部への漏えいもなく、環境への放射能の影響もないという。原因については調査調査中。
関西電力は、漏えいした水の量について、約7m3(放射能量は約2.2×106Bq)と推定している。
美浜3号機は、2021年10月23日~2022年9月上旬の予定で第26回定期検査中。
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