OPECではモハマドサヌシ・バーキンド前事務局長の死を受け、クウェートのアルガイス氏が7月に新たな事務局長として就任した。 アルガイス氏はクウェート紙アル・ライの取材に応じた中で次のように表明した。
「ロシアは戦略的なパートナー、主要な生産国の一つであり、我々とともにOPECプラスのアライアンスに参加することは、 合意の成功にとって重要な意味を持つ」
OPEC、及び非加盟産油国で構成されたOPECプラスは2017年以降活動している。その目的は原油市場を安定させることで、発足当時は生産過剰により価格の低下が懸念されていた。
当初は最初の半年間で、日量120万バレルの減産をアライアンス全体で実現することを目的としていたが、それ以降も合意は延長され、現在は2022年末まで延長されている。その他、アライアンスは原油市場における無期限の協力に関する宣言に合意している。
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