張氏は「米国、英国、オーストラリアからは一定の説明を受けたが、率直に言って、これらの説明は十分ではない。中国と他の地域諸国は『AUKUS』に深刻な懸念を抱いている」と話した。
張氏は、米国と英国は核保有国であり、オーストラリアは核保有国ではないことに言及し、「これは核プロジェクトであり、高濃縮ウランやその他の核物質の移送に関わるものである。このような行為は、確実に核拡散防止条約(NPT)の原則に違反する。また、明らかに地域に核拡散のリスクを持ち込むことになる。そして、地域の平和と安定に懸念をもたらすことになる」と指摘した。
2021年9月、オーストリア、英国、米国は、中国を念頭に新たなパートナーシップ「AUKUS」を結成。以来、豪中関係は緊迫している。オーストラリア政府も、中国がオーストラリアの選挙に影響を与えようとし、オーストラリアの野党を支援していると非難している。
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