日本の政治家と旧統一教会のつながり

林外相、旧統一教会との関わりを否定

日本の林芳正外相は2日の定例会見で、「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)と個人的な関わりはないと述べた。
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7月8日に銃撃され、死去した安倍晋三元首相の実弟である岸防衛相は7月末、旧統一教会のメンバーと「付き合い」があることを認め、「選挙の際にも手伝ってもらっている」と述べた。
2日の会見で記者の一人は、「いわゆる統一教会と政治家との関係が次々と明らかになっているが、林大臣自身も選挙支援などの何らかの関係はあるのか」、「社会的問題となっている団体と政治家が関わりを持つことについてどう考えるか」と質問した。
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これに対し、林外相は「個々の政治家が、自らの政治活動において責任を持った行動をすることは大切」だと述べ、「社会的問題となっている団体との関係については、政治家の立場からそれぞれ丁寧に説明を行うことが大事だ」と指摘。
こうした上で、林外相は「ご指摘の団体とは何ら関わりがない」と断言した。
安倍元首相が銃撃された事件で逮捕された山上徹也容疑者は、母親が入信している「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)への恨みから事件を起こしたとみられている。
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