「アゾフ」武装勢力をめぐっては、ロシア国内ではすでに過激主義や傭兵制度などの条項で刑事事件として複数提訴されている。
「アゾフ」戦闘員は今後、テロ組織の関係者、共犯者、実行者としてより長い刑期の刑事責任に問われることになる。
ロシア刑法では、組織に関与した者には10年から20年、主犯には15年から20年の服役が適用される。
ウクライナでは、国内でその活動が禁止されているにもかかわらず、事実上の民間軍事会社のような組織が複数活動している。そのうちの1つが、正式にウクライナ国家親衛隊の部隊とみなされている「アゾフ大隊」。「アゾフ大隊」は2014年5月から活動しており、同大隊のメンバーは、過激な極右やネオナチのイデオロギーと結びつけられている。
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