ロシア大使、広島訪問し原爆慰霊碑に献花へ=日本メディア 露側の公式発表はなし

駐日ロシア大使のミハイル・ガルージン氏が広島市を訪問し、米国の原爆投下による犠牲者の慰霊碑に献花する予定であることが明らかになった。2日、共同通信が関係者の話として伝えている。
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共同通信によると、ガルージン氏の広島訪問は4日で、松井一実市長との会見は予定されていないという。
広島市は5月、1945年8月6日の米国による原爆投下の犠牲者を追悼する式典に、ロシアを招待しないと発表。その後、長崎市も原爆の日の式典への招待をしないと明らかにしていた。ガルージン氏は「この恥ずべき措置により、1945年8月米国による原爆投下の犠牲となった罪のない何万人もの同胞の記憶に、日本の自称反核運動の指導者はあらためて背を向けた」と日本側の対応を強く非難していた。
露外務省や在日ロシア大使館は、2日午後9時時点でガルージン氏の広島訪問についての有無について明らかにしていない。スプートニク日本は現在、ロシア大使館にコメントを求めている。
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