同紙によると、ここ数年で1日の時間がごくわずかながらも短くなっているという。2020年7月19日は1日が1.47ミリ秒短くなった。そして2022年6月29日にはその記録を更新し、1日が1.59ミリ秒短くなっていた。
研究者らによると、地球は14億年前、1日の時間の長さが19時間だったという。その後、地球の自転は少しずつ遅くなり、現在の24時間になっている。人間が1日の時間が短くなっていることを感じ取ることは難しいが、人工衛星やGPSなどのナビゲーションシステムが影響を受ける可能性があると研究者らは指摘している。
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