バイデン氏の決断力不足がウクライナ問題で示された ボルトン氏

トランプ前米政権で大統領補佐官・国家安全保障問題担当を務めたジョン・ボルトン氏は、バイデン米大統領の外交政策における決断力のなさはロシアの特殊軍事作戦の間にウクライナに対して示されたと見ている。ボルトン氏は、独仏をはじめとする欧州の数か国はすでに自らの意思の欠如を見せているとの見方を示した。
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ボルトン氏は、バイデン氏が対中、対露関係で幾度となく弱さを見せつけ、これによって米国の権威を損ない、単に新たな脅威と挑戦を招いたという見方を示している。
「本質的にも、外交手腕でも彼の政権は決断力に欠け、従順で一貫性がない」
ボルトン氏は、今のホワイトハウスには圧力を講じられると譲歩する傾向があるとし、その例として、ロシアと結んだ収監者の交換問題、2015年、米国のイランの核取引への復帰、ナンシー・ペロシ下院の台湾訪問を挙げた。ボルトン氏はこうしたことが「敵に期待を持たせ、米国の友人らに憂慮を起こさせる」と指摘している。
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