トルコ国防省は次のように発表している。
「ウクライナのオデッサ港を昨日(1日)出港したトウモロコシを積んだ乾貨物船『Razioni』は、黒海の出入口のボスポラス海峡に到着し、錨を降ろした」
イスタンブールで7月22日、ロシア、トルコ、ウクライナ、国連が、ロシア産農作物の輸出制限の解除や、ウクライナ産穀物の輸出におけるロシアの協力に関する合意に署名した。この合意は、オデッサなど3港から黒海経由でウクライナ産穀物、食料、肥料を輸出するというもの。国連の試算によると、これにより計約2300万トンの穀物が世界市場に供給される見込み。
第1号となった「Razioni」はシエラレオネ船籍。今後、合意に基づきイスタンブールに設置された共同調整センターが船の検査を行い、その後目的地のレバノンに向けて出発するという。
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