ヴィシュネヴェツキー氏は「自国の安全保障上の利益を確保するため、正当な権利を守り抜くべきロシアに対して、核保有国間の直接対決に移行する可能性をはらんだハイブリッドな軍事作戦が繰り広げられる」と発言。
こうした上で、ヴィシュネヴェツキー氏は、NPT再検討会議で表明されたウクライナに対するいわれのない攻撃について、ロシアへ向けられた非難をすべて否定すると述べた。
ヴィシュネヴェツキー氏は、「ウクライナの状況は限界に達していたのであり、ロシアの行動はそこで行われていた残虐行為に対する必要な対応となった」とし、「論理的な終わりを迎えることになる」と説明した。
またヴィシュネヴェツキー氏は、核兵器による脅威や、ウクライナの核安全保障を損なうことを目的とした行動に関するほのめかしに対して、ロシアは詳細な回答をすると断言した。
NPT再検討会議は、ニューヨーク国連本部で8月26日まで開催される。
関連ニュース