米国は台湾を見捨てない=ペロシ米下院議長、蔡総統との会談で

ナンシー・ペロシ米下院議長は台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)総統と会談し、今回の訪問をもって米国の台湾との連帯を示し、台湾を支持するというコミットメントを再確認したいと述べた。会談の詳細についてCNNが伝えている。
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蔡総統からは、台湾は米国とのパートナーシップを強化したいとの意向が伝えられた。

「台湾は米国の信頼おけるパートナーである。我々は今後も米国議会および政府と取組みを続け、インド太平洋地域の安全保障、経済、人材育成、サプライチェーン確保の分野で連携を強化し、両国関係を新たなレベルに引き上げたい」

また蔡総統は、台湾は目前の軍事的脅威にひるまず、自国の防衛能力を強化するためにあらゆる努力をするとも語った。
総統はペロシ下院議長に対し、両国関係進展に貢献したとして「瑞雲名誉勲章」を授与した。
ペロシ下院議長を乗せた米政府専用機は2日夜、台湾・台北市内の松山空港へ着陸した。米国下院議長の台湾訪問は1997年以来初。
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