ウクライナでの露特別軍事作戦

ウクライナ 学校や病院を軍事利用 人道法に違反=アムネスティ・インターナショナル

ウクライナ軍は、学校や病院などの民間施設を軍事目的に使用することで、民間人を危険にさらしている。国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル」が、プレスリリースでこのように発表した。
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同団体は、民間施設を軍事目的に利用するウクライナ政府は、国際人道法に違反しているとみている。
プレスリリースによると、アムネスティ・インターナショナルの専門家はドンバス、ハリコフ州(ハルキウ州)、ニコラーエフ州(ムィコラーイウ州)の19の居住地区で、ウクライナ軍が住宅から攻撃を行ったことを確認にしている。同団体は、ウクライナ軍が犠牲者を最小限に抑える目的で、近隣の建物から住民を避難させたかどうかについては把握していない。
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同団体が訪問したウクライナ南東部にある29の学校のうち22校には、ウクライナ軍の隊員がいたり、あるいは軍の装備や武器が置かれていた。オデッサでは人口密度が高い住宅地に装甲車が配備され、ドネツクのバフムート地区では大学の建物が軍事基地として利用された。
その一方で同団体は、プーチン大統領の命令で2月24日から実施されている軍事作戦に関して、ロシアの軍事犯罪を引き続き非難している。ロシア政府はこれまで、こういった疑惑を否定してきた。
スプートニクは以前、ウクライナ軍が使用している武器は国際法で禁止されたものでると報じた。
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